Rule

▼セットお題ですが抜き出してくださっても。

1day1title

2016_366

001 銅貨がいい小石がいい
002 計算式の監獄
003 逃れ逃れておなじ顔
004 思い出せるのは死因だけ
005 遊園地から出ておいで

006 夜に踊る子どもたち
007 つたない花冠をどうか笑ってください
008 辿り着いた夜よ明けるな
009 光ではなく劫火でよければ
010 花枯れでもあるまいに

011 紡いで束ねて羽根となる
012 火を遺して去れはしまい
013 雪でも降れば託せたものを
014 ここから先は人形の領域
015 棺に入れられなかった方の花

016 魔王のように貴方は囁く
017 両手いっぱいの風船であの子を攫う
018 一片の偽雪
019 口笛吹く愚か者
020 おなじ獣になれ

021 君の舌なら火にくべたところです
022 貴方の背にある鍵穴について
023 夢からあの子を逃さぬように
024 銀盆に載せるべき月世
025 埋めたら忘れるはずだった

026 鉄塔には三日月を添えて
027 歌を花を手紙をあなたに
028 過ぎし午後の陽を騙る
029 世迷い断ちきり鋏はいかが
030 烏のようにと乞う少女

031 盗んだ心臓の脈も止まって
032 そんなに宝石でいたいなら
033 罠です嘘です来ないでください
034 鱗粉辿って森のなか
035 贋せものでいたい

036 秘密はいつか怪物になる
037 蛇になるための三ヶ条
038 幽霊になれない呪いをかけた
039 一掬いの陽炎
040 アルファルドの拍動

041 水平線に咲き乱れる
042 誰かのための主人公
043 林檎売りの独白
044 十三日のお別れ会
045 21グラムの魔法をください

046 烙印みたいなキス
047 神の子だから奇跡を知らない
048 抽斗からこぼれる春春春
049 冬の瓶詰め夏の缶詰
050 切手を貼れば扉ができる

051 羊の骨が邪魔な朝
052 純度89%の孤独
053 鍵なんて飲んでおしまい
054 泪花の園
055 異形になれたらまたおいで

056 山羊頭の予告状
057 お客人には迷夢をひとつ
058 幻象キネマ
059 似紫が終わる
060 何者も孵るべからず

061 彷徨い咲く花に追われ
062 黄昏時には手錠をかけて
063 骨も思い出も残さずに
064 星座になれない物語
065 億枚の羽蟲楽譜

066 冬の背を刺す
067 頭からバリバリ食べてしまおう
068 空、満開に包囲される
069 長い長い長い長いトンネルをゆく
070 或いは赦された世界で

071 あの子の指が届く
072 死期のある庭
073 四季のない庭
074 こちらの首でよろしいですか
075 春攫いの幕

076 星一つ落とせもしないで
077 あの子によく似た砂糖菓子
078 喜怒哀楽蒐集家
079 銀紙に包んだひみつは甘い
080 ある日森のなか狼さんと出遭って

081 ホットミルクの薄膜事件
082 花嫁さんはいちご味
083 あなたの檸檬にはなれない
084 蜜色便りをつかまえた
085 毒見係の試食会

086 シアンの雨乞い
087 夾竹桃で最後の晩餐
088 光も風も守護の牙
089 マゼンタまみれの惨劇
090 希望絶望グラデーション

091 24時の鐘が夢を嘘に巻き戻す
092 黙詩
093 囁く蕾
094 沈めたはずの宝箱
095 既視館の正夢塔へご案内しましょう

096 足枷ひとつくれないで
097 閃光構築士
098 お前の知らない誓いに生きる
099 天秤皿には羽根と君
100 青を知ってしまったために

101 メトロノームの宣告
102 モノクルエピソード
103 闇纏いの一瞥
104 口笛空耳月隠れ
105 九夏王の敗北

106 生贄少女と一角獣
107 あなたのためのわたしでいたい
108 青猫消えた
109 さらばの喝采
110 泣いた透明人間

111 海も銀河も知りません
112 スペードさんちのあの子をさがして
113 遠く遠く遠く、遠くでのこと
114 金平糖に願い星まぜて
115 さよならカクテルはいかが

116 サーチライトと万華鏡
117 四本の鍵と五つの部屋
118 三つ星の罪状
119 彼女はふたたび囁いた
120 泥棒一名様ご案内

121 街売り屋の少年
122 革命家の朝食
123 灯された樹
124 10シリング6ペンスの招待状
125 硝子細工も枯れゆくお時間

126 青春よ我に降伏せよ
127 飴玉図鑑
128 ハッピーエンド包囲網
129 サイレンが鳴ったらキスをして
130 真夜中の砂糖漬け

131 五月の穴底
132 やさしいさみしいことばだけ
133 ごらん、あれが魔女だよ
134 氷銀の環
135 まだ誰もいなかった世界で

136 僕の影をお食べよ
137 どちらの仮面をお望みですか
138 梟隠しの迷宮
139 蝶と散る
140 毒には毒を、夢には夢を

141 灼熱をおしえてあげよう
142 全ては25時間後のおはなし
143 火集い蟲
144 五感匣
145 雨狂いのひとふり

146 お嬢さんには揚羽を処方しよう
147 往復一日書簡
148 太陽に垂れ幕を
149 蜜の条件
150 カウントダウンで繋がって

151 青い鳥あげる
152 落とし穴さがして
153 終わりの再来
154 失くした夢はこれですか
155 なんでもない日にさようなら

156 君よ我が王であれ
157 砕け散れマスカレード
158 小人さんみたいな生活
159 もう一枚の鏡であるあなた
160 君の死因を数える

161 私のような悪でよければ
162 首狩りジョーカー
163 けれど誓ったので
164 さみしいケーキ
165 だれでもいいならぼくでもいいね

166 サナギのまま卵のままで
167 贖えると思えたら会いに来なさい
168 已める式日
169 花拾う迷い道
170 巡る蜜月

171 辿り着いたこの獄で
172 お菓子にだってなれる
173 蹴る石を間違えないでください
174 ふれてはいけない白い幕
175 七日後の道化

176 波紋をすくう手
177 舞姫ならば救えたか
178 ビニール傘の雨殺し
179 過ぎたる白昼が夢
180 お前なんか海でいい

181 数えるくらいは許してほしい
182 ジェンガも夢を見た
183 振り子もいつかは
184 ろくな心臓に逢えない
185 ろくな真相に遭えない

186 三日月の刑
187 女王蟻の羽を飾る
188 西日心中
189 導かれて金盞花
190 魚になる練習

191 王子様は鏡に向かっていいました
192 二度目の果実
193 うそつきと音楽
194 なら左頬も出すがいい
195 業火をひとつ分けてください

196 働きアリの計画
197 獣と星が出逢うとき
198 百年とあと一日後の話
199 藍と哀を分かつもの
200 ノエル、君に会いたい

201 呪いのキスで目をとじて
202 理由はいらない君もいらない
203 嵐落ちの盃
204 ヒーローに夜はない
205 蝶となるかそのまま死ぬか

206 ひとつ摘んでは愛のため
207 角砂糖号令
208 暮れし日の革命
209 幽霊になれたらさらってね
210 もし君が羊であるならば

211 亡くした花にも歌を添えよう
212 失くした火には何を供えよう
213 ただの憧れにもどりなさい
214 夜が優しすぎたから
215 路地裏鼠のプロローグ

216 世界の欠片をもらってしまった
217 いないいないもすきのうち
218 泣けなかった鬼のおはなし
219 言葉と秒針、どちらが痛いか
220 もう一度あの嘘を聞きたくて

221 日曜日をあつめて
222 風船とガム
223 君が食べた太陽は
224 やさしいだけの時間をくれよ
225 あなたの正体は戀である

226 或る花の懺悔
227 隠したつもり守ったつもり
228 まだ私はわたしのもの
229 サボテンの呼吸
230 眼鏡をかけたトカゲの朗読

231 しっぽがあるのは仔犬だから
232 アールグレイが待っている
233 フルムーン・オルゴール
234 好きな孤独を選んでください
235 雨降らしと相合傘

236 おかえり僕のシャボン玉
237 夜明けが来るのは君のせい
238 拝啓わたしのピーターパン
239 影がふたつに戻っただけのこと
240 箱庭の恋人たち

241 あるところに独りのわたしがおりまして
242 ひまわり畑に黄色を隠す
243 午前二時の魚たち
244 探偵さんならわかること
245 怪盗SOS、君の明日は包囲した

246 仮名IF氏の遺言
247 あの子の鱗も光っていた
248 薄明束ねて
249 鵺鳴く夜のおぼろ
250 インスタントメロディ

251 うさぎはいまも白いか
252 秘密はいつでも双つある
253 次に星を入れて混ぜます
254 椿であるように
255 確かにあなたの歌でありました

256 白は透明に焦がれるあまり、
257 ちがう星のまたたき
258 365日前の消印
259 靴音オペラ
260 指に一葉、背には紙魚

261 未明が嗤う
262 あなたの指紋でいたずら
263 まだ私に恋をしない
264 叶えたいからわがままいって
265 三行で終わるはずのおはなし

266 やさしいわたしになるために
267 貴方の抱く心臓が誰のものでも
268 悪魔だけがゆるしてくれた
269 愛した鳥が青くなくても
270 蜜のかぎりに咲く花は

271 あなたに贈る18曲
272 早く枯れてしまいたい
273 どの夜の悪夢にしますか
274 骨の行方
275 泣いてる顔も見せないで

276 不可視の花が香る
277 どの真白に落とすべきか
278 底までいけば甘くなる
279 いつもより半分の日
280 不明に射す

281 悪夢がため
282 雨産む眸
283 春を埋めた
284 何を贈れば笑ってくれるの
285 私まで救ってどうするんです

286 世界の果てでしか会えないひと
287 ドッペルゲンガーと呼ばれて
288 時計塔は見ていた
289 正しい呼吸と不誠実な食事
290 明くる日の白々

291 「いつか」が今日であるということ
292 いらない星を青く塗る
293 錆びつ咲かせつ夜が花
294 いまも白夜で
295 かごめかごめ、加護の外できみは

296 お前を過去と呼ぶ
297 裂くためだけの光でした
298 あなたの残酷はこんなにまぶしい
299 刃に涙は似合わない
300 地獄ほど私にやさしい世界はなかった

301 レンズ越しには羽根が見えた
302 矛盾を創る右手、現実を溶かす左手
303 銃と砂糖の天秤裁判
304 わざとだってあなたはわかって
305 百年経ったら恋をしよう

306 海の底で会ったふたりのおはなし
307 愛したいだけなら人形でもよかったはずで
308 肉屋は笑って手をのべた
309 だれがくれた幸せだろう
310 王冠を躊躇ってはいけない

311 今日の私は誰役ですか
312 狂い兎の白白白赤
313 遊園地になるか廃屋でいるか
314 四肢累々
315 あらがえばやめてしまうのですか

316 ぬぐえぬ汚れでありますように
317 誓いは破れない、だからぜんぶ燃やして
318 加護の手は傷だらけ
319 宝石なんかにならないで
320 カレンダーに丸をつけてはいけない日

321 手折った花から死臭がしても
322 ことばしかしんじたくありません
323 お化けにしかなれない
324 紫空の真下
325 彩色顕微の鏡

326 皿には貴方のものだった心臓を
327 星が何を求めるものか
328 潜れども無為の底
329 疚しくも恋
330 君に似合う烈々たる火を

331 浮かべた涙にも陽は射して
332 バターをなめれば君の味
333 飴玉ふたつで瞳は完成
334 弾丸50g火種1cc
335 刃も持たずに恋などと

336 春が来るとも知らずに君は
337 おいで、拒絶してあげる
338 歌えば人魚も笑うだろうか
339 踏んでも蹴っても縋っても
340 ありがとうとおめでとうでできた子ども

341 敢え無くも救われて、それから
342 どうして泣いたかもわからないのに
343 一揃いの宵闇
344 ワイングラスに火をくべよ
345 未必の玉座

346 羽根も持たない影なんて
347 憂鬱とオーロラ
348 小さじ一杯分のデート
349 もしもあれが夢でなければ
350 踊ってください一度だけ

351 舞台裏でプロポーズ
352 豚には豚の法があり
353 どの手錠にしようか
354 貴方は三枚目を選ぶでしょう
355 楽譜に名前は必要か

356 二文字しか言えなくなる呪いは魔法
357 長靴いっぱいに夢詰めて
358 板チョコ時代の革命
359 追伸、わたしにはサンタさんがいます。
360 少年と少年と青年

361 オルゴール国の歯車売り
362 ことわりを掬いに
363 さがしてほしくてかくれんぼ
364 マザー・グースになりたいか
365 宇宙に法則なんて見ちゃいけない

366 誰の心臓かも知らないで